講師のご紹介
州村衛香 eikou sumura
いけばな作家

いけばな使節として外務省より海外へ派遣されるなど、
国内のみならず世界中でいけばなの普及、発展のために
デモンストレーション、ワークショップを行う。
セルリアンタワー東急ホテルなどのいけばな演出を手がけるほか、作家活動、いけばな指導、指導者育成、植物における空間演出や講演など、多方面で活躍。

花の美しさだけにとどまらない、植物の中に眠る本質的な
生命力の輝きを引き出し、作品化できる稀少ないけばな作家。

花びらや落ち葉、街路樹から伐採された枝など、いのちを
テーマに新しい植物の息を吹き込む作品で知られている。

現在、IKEBANA ATRIUM および FlowerJapan代表、
(財)草月会評議員、草月会師範会理事、草月会本部講師、
いけばな芸術協会特別会員、いけばな協会評議員を務める。

いけばなストーリー

いけばなを家業とする家に生まれ、1953年10歳のときに父である故州村公束(故家元相談役)より草月流のいけばなを習いはじめました。1963年より父の代稽古として、指導をはじめ、1992年からは、草月会本部講師としてより多くの方たちを指導する機会を与えられ、いける喜びとともに、指導する楽しさに取り付かれていきました。1991年より、外務省のいけばな使節として、東欧4カ国への派遣を皮切りにアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中でいけばなの普及、発展のためワークショップやデモンストレーションをはじめました。

それぞれの地で、日本文化としてのいけばなはとても歓迎され、各大使に口々に「すばらしい日本独自のいけばなをもっとたくさんの人たちに伝えてほしい」と言われました。

この大使たちの言葉が、私の今の活動の原動力となっています。 植物にふれること、季節を感じること、五感+第六感インスピレーションの刺激、創作活動に没頭すること、創造力を養うこと、美しい空間を作ること・・・いけばなには、すばらしい要素と可能性がたくさん詰まっています。このいけばなのすばらしさを少しでも多くの方に伝えたいと思い、IKEBANA ATRIUM を立ち上げました。

次の世代にいけばなという日本で生まれた大切な文化を伝えるために、今後も活動を続けていきたいと思っております。

大久保有加 yuka ookubo
花道家

いけばな草月流師範。
草月流を家業とする家に生まれ、幼少のころよりいけばなを親しむ。論文「時代に根ざす花表現」がいけばな論文草月賞受賞、第77回草月展新人賞受賞。

国内外でのいけばな指導や作品発表、執筆活動の他、2014年に一般社団法人ジャパン・フラワー&コミュニケーションズを設立し、花文化の発信を目的とした幅広いプロジェクトに精力的に取り組んでいる。

大久保安花 yasuka ookubo
花道家

いけばな草月流師範
州村衛香に師事。
草月いけばな新人賞をきっかけに、作品発表のほか、ホテル、公共空間などへのいけばな制作、いけばなの美学をもとにコンテンポラリーな花のディスプレイやアレンジメントをてがけている。

 

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